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【よくある質問】セラピストがお客様の不調の…どの程度まで施術をしていいのか?判断基準がわからない方へ

自分の技術力や経験ではどう対処したら良いのか?

 

こんにちは!
スクール代表の稲垣です。

代表 稲垣
代表 稲垣
本日は…【セラピストがお客様の不調のどの程度まで施術をしていいのか?判断基準がわからない方へ】お伝えしていきたいと思います。 

普段、ご友人やお客様の施術前にお話し(カウセリング)をしていると…

「結構、首が痛い…」
「ずっと痛みが続いている…」
「だるいのが取れない…」

などなど…お客様ご本人が原因がわからず、悩みを聞くこともあると思います。

セラピストの多くの方は、こういう悩みを聞くと…

「少しでも楽になって欲しい!」
「できることなら何とかしてあげたい!」

‥というお客様の不調を何とかできないかと…思ってしまう方も多いと思います。

自分もそういった経験から様々な施術技術を習いに行き、【治療】という分野の世界に本格的に足を踏み込んだこともあります。

ここでヘッドマッサージ以外にもリラクゼーション全般に携わる施術セラピストの生徒さんからの質問事項でも、たびたび…

生徒さん
生徒さん
「自分の技術力や経験では、どうしようもない場合、どう対処したら良いのか?」

…という質問を受けます。

本日は、このような時にどういう考え方を持って対処するべきかをお伝えいていければと思います。

 自分の立ち位置をしっかりと認識すること

 

まずは【自分の立ち位置をしっかりと認識すること】が大事!

ということで、ここで質問です!

代表 稲垣
代表 稲垣
「あなたのサロンでしている施術は「治療」ですか?
それとも「癒し」ですか?」
 

ここでお伝えする「立ち位置」というのは、ざっくり言うと、この質問のことになります。
この質問の回答が、あなたの「立ち位置」になります。

この質問は、そんなに難しくないと思いますので、すぐに回答できると思います。

そこで自分の立ち位置をしっかりしたところで、冒頭にお伝えした…
「自分の技術力や経験では、どうしようもない場合、どう対処したら良いのか?」

まずは…下記の図をご覧下さい。

これは大まかに区別していますが、まず体のどこに痛みを感じるか?です。

【筋肉 → 骨 → 神経】

これはざっくりとした、その痛みの重症度を表すもの。

長い時間の積み重ねで出てくる痛みは、例えば「腰痛」の場合で言うと…

最初に腰を曲げて仕事していたら腰の「筋肉」がこってきて、そして徐々に姿勢が悪くなり腰が(骨格)曲がり、そして最後は骨の湾曲によって最後は「神経」まで痛めてしまう…。

と言うことで【筋肉 → 骨 → 神経】の流れになります。
ここまででご理解いただけましたでしょうか?

例えば… 「肩こり」。
これはもちろん、首と肩甲骨周りの筋肉の緊張からくる筋肉の炎症。

なので「痛みの重症度表」で言うと【筋肉】ですね。

次に…  「側湾症(そくわんしょう)」。
これは背骨が本来、縦方向にまっすぐになっているのが、横方向に曲がってしまった状態。これにより痛みが出ているのは…「痛みの重症度表」で言うと【骨】ですね。
※急性の外傷は対象外です(骨折など)

最後に… 「頸椎ヘルニア」。
これは背骨の1つ1つの間にあるクッション(椎間板)が変形して痛みが出てしまっている状態。
これは「痛みの重症度表」で言うと【神経】ですね。

…というように、痛みの重症度が、どの程度まで達しているかによって、対処すべき方法があります。

そのやり方は、それぞれ業種によって役割が分担されています。

【神経】→「病院」
【骨】→「治療院・接骨院・整骨院」
【筋肉】→「整体・鍼灸・リラクゼーションサロン」

これを読んでいる方のほとんどは、【筋肉】に当てはまると思います。

だから、目の前のお客様がどのレベルの痛みが出ているのか?

もうちょっと動かすだけでも痛い!と言うなら病院行き。
「痺れ」も神経的な痛みなので病院でも検査が必要です。

体歪んでが明らかに曲がっている。
姿勢が悪く、首が前に出ている。
膝を曲げるとカクカクする…。
交通事故の後遺症で痛みがある…。

…などなど「姿勢」や「動き」の問題は【骨】に当てはまってきます。

このように自分が施術できる範囲は、どの程度の問題を持った人かを判断する必要があります!

だから、ヘッドマッサージ・ドライヘッドスパは、あくまでも【筋肉】に施術になります。

首こり肩こりも頭痛(緊張型頭痛)も含め、【筋肉】の問題から発生した症状ですので、このような問題を持ったお客様に対して施術を行うようにしてください。

「なんか痺れがあります…」
「ちょっと曲げるだけで痛い…」

…と言うのは「病院」や「治療院・接骨院・整骨院」に即行くようにお伝えください。
自分の立ち位置(役割)をきちんと把握した上で、施術することが重要です。

 

自分がどのようなお客様を助けたい…癒したいのか…はっきり決めること!

 

ここまでで【神経・骨・筋肉】と、ざっくりと3つの分類に分けました。

ですので、目の前のお客様が【神経や骨】の問題でなく【筋肉】に問題あるお客様だとしたら、ここからもう少し踏み込んで…

そこで、また質問です!

代表 稲垣
代表 稲垣
「あなたは…どのようなお客様を助けたい…癒したいですか?」 

ここでポイントになるのは…

あなたの【セラピストとしての立ち位置】

・腰痛から楽になりたい!…なら整体や鍼灸
・全身満遍なくマッサージして欲しい…ならほぐし屋さん
・心身ともにゆったり全身ケアしたなら…アロマオイルトリートメント
・頭をスッキリしたい…ならヘッドマッサージ
・足が疲れているので…リフレクソロジー

‥という最初にご覧いただいた図のようにお客様は、その時その時によって自分の体調や心の状態に合った【筋肉】にアプローチする様々な施術法の中から選択します。

その時に大事なのは【あなたがどんな悩みを持った人を助けたいか?】というしっかりとした「セラピストとしての立ち位置」をしっかり認識すること!

その気持ちをしっかり持っていれば、お客様からの様々なご要望に応えたい!という気持ちでブレることは少なくなり、気持ちも楽になります。

もし、そこでも「何とかしたい…!」と思うなら、引き出しは多いに越したことはありませんので、新しい技術を学べばいいのです。

新しい技術を学ぶことで、今までやってきた技術に対しても違う視線で見れるようになります。

 

最後のまとめ

 

「自分の技術力や経験では、どうしようもない場合、どう対処したら良いのか?」

…という質問の回答としては、

まずは、あなたの役割をはっきり持つこと!
明らかに自分の役割と違うご要望が来た場合は、違う分野の専門の方にお任せするということ!

「私のサロン(技術)は、このような方向けのサロンです!」という意識でいること。

お客様のご要望に応えたい!という気持ちはわかりますが…

できないことはできない!
私の分野では無い!

…という認識を持って、

「この症状だと一度、病院で検査した方がいいですよ」
「本日の状態だと、施術することは控えた方がいいです」

ということをはっきりと伝えることが大事です。

この時に決して恐縮する必要はなく、自分が今できる技術にしっかり自信を持って行うことが何よりも「お客様のため」になります。

あなたが「できる技術」や「あなたが助けたい人」がはっきりしていればいるほど…
あなたのことを必要とする人は自然と、あなたを求め集まってきます。

あなたは、その方に向き合って、あなたのできる役割(セラピスト)を一生懸命に励めばいいのです。

 

‥ということで本日は以上になります。

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